第6回飯能ベアフットマラソン

裸足ランナーの祭典、飯能ベアフットマラソンの「5kmコース」に参加してきました。裸足でトレイルを走るのって痛いけど超楽しかった!

第6回飯能ベアフットマラソン 大会情報

開催日:2017年5月21日(日)
開催地:埼玉県飯能市加治神社周辺
種目:5、10、21.1Km裸足ラン(他キッズコースも有)
参加費:5kmの部は3500円
制限時間:5kmの部は1時間
天候:晴れ 気温28度ぐらい 湿度60%ぐらい
コースマップ

 

日本唯一の裸足レース

飯能ベアフットマラソンは飯能フィールドスポーツ協会と、裸足王子こと吉野剛さんが代表理事をつとめる日本ベアフット・ランニング協会により開催されている大会で、今年で6回目。

たぶん今のところ日本唯一の裸足ランニング大会。これまでは裸足感覚シューズの部もあったようですが、今回からは完全に裸足で走る大会となりました。

私、吉野剛さんの講習を受けて以来、裸足ランニングには興味があり、裸足感覚シューズ「ビブラムファイブフィンガース」を(レース用ではなく)普段靴として履いてますが、裸足で外を走ったことはこれまでに無し。今回はお試しで一番距離の短い5kmコースにエントリーしました。

5kmはスタート時刻が11時半なので遅めだし、体力的にはたいしたことなさそうなので会場入りの前に天覧山多峯主山という近くの低山を登山してから会場入りです。

 

会場は飯能市の加治神社の裏山

会場は飯能駅から徒歩20分ほどの加治神社。この神社内の芝生の広場がスタート&ゴール。

近くにはムーミンのテーマパークが建設中の宮沢湖があります。宮沢湖の周りにゴルフコースがあり、ゴルフコースの南に加治神社がある。

そのゴルフ場との間にあるトレイルを東に進んで折り返し、戻ってからさらに西へ進んでいって折り返し戻ってくるコース。10kmは5kmコースを2周。21.1kmコースは西の折り返し地点が高麗峠まで伸びて、そのコースを3周。

まずは神社にお参り。無人の神社のようですが、400年以上の歴史がある神社で、境内の手入れも行き届いていて、非常の気持ちのいい雰囲気の神社です。

狛犬もかっこいい。

 

大会受付

会場で受付。事前郵送物はなく、口頭で名前をつたえるだけ。ゼッケンに、計測タグは足首にまくタイプ。足を拭くためのウェットティッシュが参加賞。

参加賞Tシャツ。イラストかわいい。それとパンフレット。

さっそくタグを足首に巻いて裸足になって準備完了。

 

スタートまで

スタートまで会場内を裸足でうろつく。芝生なので裸足でもとっても快適。裸足って気持ちいい!って思っていられるのも今のうちだけだったのでした。

会場を囲むように出店がありました。裸足ラン大会ですから、ビブラムファイブフィンガーズを売ってるのは当然として、ほかの裸足ランのアイテムが売ってたり–丸五hitoeというトレーニングシューズ、昌和莫大小(ショウワメリヤス)OLENOの裸足ラン用靴下とか、裸足ランのグッズって意外にあるんですね–、それから地元のパン屋さんとか、アフリカの雑貨屋さんとか。裸足ランイベントなので、なんとなく自然派なお店が多かったです。

 

まずは21.1kmコースのスタート。この大会はスタート前に全員で写真撮影がある!

21.1kmコースが130人ぐらいの参加。写真真ん中には吉野剛さん、大会優勝者で招待選手の高岡尚司さん(キネヤ無敵の開発者!)、ケニヤからの招待選手などが並ぶ。

11時10分、21.1kmの部スタート。

 

11時20分、10kmの部スタート。エントリーは123人。

スタート直後、加治神社からトレイルに出るまでは道が細いので渋滞してました。ここは追い抜き禁止。

 

5kmの部スタート

いよいよ11時半に5kmの部スタート。エントリー数は69人。タイムも順位も狙ってないので、ほぼ最後尾からゆっくりスタートしました。

 

混雑してましたが、徐々におちついて前後に間隔も開いて走りやすくなってました。

しばらくは土の道。自然の土を裸足で駆ける喜び。気持ちいい。こんな道なら楽勝だと思いはじめてましたが、そんな簡単な道ではなかったのです。

道はトレイルなので、アップダウンもあれば根っこだらけの道もあるし、落ち葉が重なっている道もある。ぬかるんだ所も1箇所だけありました。泥んこの感触が土の道とは違って柔らかでいい。

 

ただ、そんな楽に走れる場所だけではないのでありました。石ころが埋まってる場所、これが痛いこと痛いこと。温泉などに、足つぼマッサージ用の石ころが埋まっている道がありますけど、あれと一緒。

この石ころは本当に侮れない。序盤の混雑のせいもあり1kmあたり10分以上かかりながら進む。

21.1kmコースのトップ選手が、まるで靴を履いているかのようなハイペースですれ違い、さらに折り返してきて追抜かれたり。ビックリです。

でも、21.1kmのトップ選手もやっぱり足裏は痛いみたい。「イタイイタイ」いいながら走ってる選手もいましたし。

偏見かもしれないけど、女性の方がこんな痛みには強そうな気がします。土ゾーンではバンバン抜いていったのだけど石ころゾーンでは女性に抜かれまくりました。

高岡尚司さんとすれ違うときに「下を見ないで前を見て走れば痛くないよ!」ってアドバイスいただきましたが、下を見ないで走るのは石を思いっきり踏みそうで恐い。

だいたい3.5kmほど、西の折り返しのあたりがとてもつらかった。30℃ほどでこの時期にしてはかなり暑い。森の中はすごしやすかったのだけど、このあたりは日差しがモロで、しかも石ころだらけで石が熱かったのです。

最初は10kmコースに申し込むつもりでしたが5kmに申し込んで本当に良かった…って感じ。

でも、なぜかゴールが近づくにつれ、もう終わっちゃうのかな…って寂しくなったり。

辛いのに終わってまうのもイヤ、こんな不思議な気分は久しぶり。

 

裸足マラソンゴール

会場に戻ってきてゴール。走ってる時は皮膚が裂けて血が出てるんじゃないか?って思うくらいの痛みもあったのですが、足裏はそんなヤワじゃなく傷は一切なし。でも石ころがめり込んだ跡は数箇所残ってました。

はがきサイズの完走証。順位は半分よりちょっと下でした。

ゴール後は出店でビール。COEDOの毬花500円。小さめカップなのでちょっと高かったけど、とってもおいしかったです。

 

第6回飯能ベアフットマラソン感想

裸足で走れるトレイルラン。

普通の大会でも裸足で走る気になれば走ってもいいはずですが、ここはまわりも全員裸足だから遠慮せずに気持ちよく走れる。

地面の変化を足裏で感じながら走るのは童心に返る感じでとっても楽しい。

でも小石を踏んづけて痛い思いもするわけですが。

裸足ランというとフォアフット着地とか言いますが、トレイルなのであまり関係なし。

走歴関係なく、変わったことをしたい人にはオススメのイベントだと思います。

 

 

 

【陸王】ランニング足袋「MUTEKI」を買いに、埼玉県行田市まで行ってきました!

ランニング足袋とは?

私、ビブラムファイブフィンガーズを普段履きとして愛用しております。

ビブラムって足底が薄く足袋みたいな感覚の靴なので、

「日本の足袋メーカーも同じようなの作ればいいのに…」

と、ずっと思っておりました。

が、私が知らなかっただけで、実はあったんですね、ランニング足袋

スポーツジムでの雑談で初めて知りました(TVで放送されたらしい)。

さっそく埼玉県行田市の足袋メーカーさんまで走っていって、買ってきました。

 

「足袋の町」行田と池井戸潤

歴史ある町・埼玉県行田

埼玉県行田市は埼玉県の北西の方にある市です。

去年の行田鉄剣マラソンを走ったり、観光にも来たこともあります。

 

今の行田は、埼玉のなかでも“のどかな雰囲気”な地域なのですが、かつては…

さきたま古墳群があり、それが埼玉県の県名の由来だったり、

・公共工事の際に掘り起こした土の中から大昔の蓮の種がでてきて、花を咲かせた「古代蓮」が有名だったり、

・室町時代には忍城(おしじょう)が築かれ、以後江戸時代まで城下町として栄えたり、

と、歴史があるところなんですね。

 

足袋の町(だった)行田

江戸時代の中期頃から下級武士の仕事として足袋の生産が始まり、

その後行田は「足袋の町」として栄える事になります。

最盛期には街中に足袋の工場があったようです。

が、戦後は衰退。

現在では、個人商店を除くと、足袋を生産している会社は2社しか残っていないそうです。

 

池井戸潤の小説「陸王」


私、最近ではテレビは全く見ないし、小説も読まないのでぜんぜん知らなかったのですが、

池井戸潤の作品に「陸王」という小説があり、役所広司主演でドラマ化され、2017年10月からTBS系で放送されるそうです。

池井戸潤といえば、TVドラマになった「半沢直樹」、「ルーズヴェルト・ゲーム」、「下町ロケット」などで有名ですよね。

その「陸王」が、行田の足袋に関係があるというらしい。

 

 

「陸王」は、行田の足袋会社が舞台

勝利を、信じろ――。足袋作り百年の老舗が、ランニングシューズに挑む。埼玉県行田市にある「こはぜ屋」は、百年の歴史を有する老舗足袋業者だ。といっても、その実態は従業員二十名の零細企業で、業績はジリ貧。社長の宮沢は、銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々を送っていた。そんなある日、宮沢はふとしたことから新たな事業計画を思いつく。長年培ってきた足袋業者のノウハウを生かしたランニングシューズを開発してはどうか。社内にプロジェクトチームを立ち上げ、開発に着手する宮沢。しかし、その前には様々な障壁が立ちはだかる。資金難、素材探し、困難を極めるソール(靴底)開発、大手シューズメーカーの妨害――。チームワーク、ものづくりへの情熱、そして仲間との熱い結びつきで難局に立ち向かっていく零細企業・こはぜ屋。はたして、彼らに未来はあるのか?

集英社 陸王 第一章試し読みより

池井戸潤の小説「陸王」は衰退産業の「足袋」の会社が新規事業として、ビブラムファイブフィンガーズに影響を受けた足袋をつくるというストーリー。

(500ページ以上ある小説で、このブログ書いてる時点で私はまだ第一章しか読んでないですが…。でも第一章を読んだだけでもかなり面白そうな予感が有)

 

創業1929年「きねや足袋」

「陸王」にはモデルがあり、

それは、行田に2社残る老舗足袋製造会社のうちのひとつ「きねや足袋」さん。

その「きねや足袋」では実際にランニング足袋KINEYA無敵を2013年から製造販売。

KINEYA無敵の開発ストーリーを題材に小説化したのが「陸王」というわけです。

※2017/3/28訂正 小説「陸王」を読みましたが、正確には「KINEYA無敵」が「陸王」のモデルではありません。

 

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