東京マラソン2011②
いよいよ東京マラソンの日です。
目次
東京マラソン2011基本データ
開催日:2011年2月27日(日)
開催地:東京都庁前~有明
フルマラソン 午前9時10分スタート 制限時間7時間
公式ホームページ
東京マラソン 会場へ
8時30分が荷物預けの締め切り、8時45分が整列エリア入場の締め切り、9時10分がフルマラソンのスタートといったタイムスケジュールなので、逆算してホテルは8時に出発、起床はその2時間前ぐらいがいいかな、ということで、6時に起床。
起き抜けに、前日のマラソンEXPOで買ったランチパックを2個食べながら、500mlの水を飲む。
東京マラソンで一番心配なのがトイレだったんですね。もともとオシッコが近いほうなので。。ネットで調べてみると、東京マラソンのトイレ事情はあまりよくない様子。できるだけ行かずにすむように、水分の摂取も控えようかと思ってたのだけど、結局普段どおりに水を飲んでしまった。まあ、昨日より温かくなりそうだし、何とかなるかなってことで。
8時過ぎにホテルを出て、15分弱ほど歩いてスタートの都庁前へ向かう。肌寒いことは寒いけど、やっぱり昨日に比べれば温かい。天気予報も晴れの予報で、絶好のマラソン日和となる予感。
8時20分頃、都庁前到着。交通規制もされていて、すでにエリアに並んでいる人も。早く並びたいところではありましたが、直接スタートエリアに入ることはできず、いったん地下道から都庁の地下の広場に行く必要がありました。
地下道に入って見るとすごい行列。時間に間に合うのかいな?と焦る。
地下道が混んでたのはゲートがあって、そこでゼッケンとかタグがついているか確認していたから。ゲートを過ぎたら問題なし。
スタートとゴールが別なので、ゴール後の着替えなどはトラックに預けます。ここも混雑はしていたけど、特にタイムロスもなく通過。
スタートの場所に向かいます。事前の申告タイム順でゼッケン番号と並ぶ場所が決められておりまして、私はゼッケン22000番台のDエリア。
8時35分ごろ列に並んでみました。体を冷やさないように使い捨てカイロをもって、さらに大きな透明ビニール袋を頭からかぶって待ちます。寒いといえば寒かったけど、周りにだんだんひとが増えてきたので、凍えるようなことはなく、尿意を感じることもなく。
私は沖縄に来る前はこの写真の右側の住友三角ビルで働いていたので、思い出深い風景です。
後から調べたら、私の並んだDエリアは、国分太一、ノッチ、古田敦也、石原良純、亀田兄弟など、芸能人・有名人の参加者も多くならんでいたみたい。でも、人が多すぎてだれも直接見ることはできませんでした。
8時45分ごろからだったと思いますが開会式。石原都知事の挨拶-“去年はデブ(松村邦洋)が死にかけたけど皆さんは気をつけるように!”-と、いった石原さんらしい挨拶をしてた模様。
東京マラソン スタート
9時5分一足先に「車いすの部」がスタート。その後9時10分にいよいよフルマラソン&10kmマラソンスタートの号砲。
前方のスタート地点では大量の紙ふぶき。大人数なので、まだ走ることはできず、ゆっくり歩いていきますが、
スタート地点に近づくにつれ、だんだんテンションがあがってきます。
ようやくスタート地点通過!ロスタイムは3分20秒ほど。スターターの石原都知事の姿は見逃してしまった。
スタート地点を過ぎて、ようやく走り始めます。なぜか感無量。ちょっと涙目になってしまう。
通いなれた住友三角ビルを通り過ぎて、右に曲がると、驚きの光景が。
道路の右も左も大勢のギャラリーが並んでおりました。多いとは聞いていたけどすごい人だかり。気分が高揚してしまって、記憶がないくらい。
新宿歌舞伎町
新宿大ガードが見えてきた。カラダも温まってきたので、かぶってたビニール袋を破って、道路の端に捨てる。
靖国通り、歌舞伎町あたり通過。このあたりもギャラリーが2重3重それ以上に並んでました。
こちらの黄緑のシャツは、10万円寄付して参加したチャリティランナーの方たち。お金で参加権を買って~、などというヤッカミもあるようですが、私は正直カッコイイと思いました。10万円寄付するぐらいの余裕を持ってみたいものですねぇ。
市ヶ谷・飯田橋
コースはすすんで、市ヶ谷の外堀通りです。気持ちのいい快晴。冬の東京ですが、暑さを感じるぐらいでした。
飯田橋駅。ガードを通って、皇居方面へ。
東京マラソンでは、東京大マラソン祭りと称して、沿道でいろんな演奏だとか、ダンスがおこなわれてるんです。写真は、九段下で撮ったものだけど、たぶん沖縄の民謡で踊ってたはず。
皇居前
コースは皇居前へ。皇居ランとしてランナーには人気の場所ですが、広々としてやっぱりランニングには気持ちがいい空間です。
日比谷公園
日比谷公園前。10kmコースの人はココで終わりです。
日比谷公園をしばらく過ぎたところで、反対車線を白バイ&トップ集団が通過。間近でみるトップ集団の気迫はすごい。
東京タワー
東京タワー!東京タワーはやっぱり東京のシンボルです!とっても素敵。
約15km地点。品川駅の手前あたりで、一回目の折り返しが見えてきました。
折り返し、来た道を北上します。
また東京タワー。反対車線を走るランナーの数も多い。
日比谷公園まで戻ってきました。この後は右折して…
有楽町のガードをくぐります。この先はいよいよ…
銀座
銀座突入です♪
銀座の街並みがいいんですよねー。ギャラリーも多い!それから、走ってて気づいたのだけど、銀座の通りは舗装が通常のアスファルトと違うんですね。柔らかくクッションが効いてます。気のせいだったかもしれないけど。
日本橋周辺
日本橋の手前でコースは東へ。茅場町で北へ左折。
水天宮を通り過ぎて、
東日本橋のあたりで、ちょっとだけ真ん前にスカイツリーが。
その後もコースは北上して、
東京マラソンのコースの中で、ヤマ場というか、見せ場がやってきました!
浅草
浅草の雷門!
すぐにスカイツリー!浅草の街並みもいいんですよね。ギャラリーもひときわ多いし、気分が盛り上がる!!
この後は来たコースを銀座まで戻ります。
ペットボトルとか補給食を持って走ってたので、給水ポイントはまったく寄らなかったのですが、さすがに500ml飲み干してしまったので、このあたりで初給水。東京マラソンの給水ポイントは長い!数十メートルずらーーっとテーブルが並んでて、アミノバリュや水だけじゃなく、皮を剥いたバナナ(皮でランナーが滑ったり転ばないように、皮を剥いて提供してたって、テレビでやってました…)なども豊富に用意してある!(バナナは遅いランナーが通るころには無くなっちゃったみたいですけどね)。
ともかく、給水ポイントに豊富に物が用意してあったおかげで、快適に走ることができました。
それから、心配してたトイレについてですが、寒くなかったためトイレに行くことはありませんでした。コースから見てた限りでは、仮設トイレはそこそこの台数設置されていたので、もしトイレに行ってたとしても、ロスタイムは少なくて済みそうでした(もちろん、他の人のトイレに行く頻度も今回は少なかったので、トイレに並んでた人も少なかったはずですけど)。
築地・月島
銀座からは築地方面へ向かって、築地本願寺。
コースは月島方面へ。月島へ渡る橋が何気につらかった。東京マラソンはほとんど平坦なコースといっていいのだけど、終盤に大きな橋を二つ登って降りるんです。高低差で20m弱登るだけなんですけど、これまで走ってきた疲れのせいでしんどい。ペース的には頑張れば3時間30分でゴールできそうなペースで走ってきたのだけど、3時間30分での完走はここで挫折。
このあたりから、ギャラリーが気になりキョロキョロ回りを見ながら走ります。というのは、もともと沖縄のマラソン仲間なんだけど現在は東京に住んでる2人がこの辺で応援してくれるって言ってたから。
38km地点のららぽーとの前でマラソン仲間と無事遭遇(写真掲載は控えときます)。元気をもらって最後の追い込みへ。
それにしても暑いなあ。暑いといっても14度ぐらいだった(実際にはもうちょっと高かったみたい)のでたいしたことないのですが、日差しが強く感じます。ウェアにまとわりつく汗にちょっとイライラ。
39km。残り3km少々。
東雲通過。もう、ゴールが見えてるのだけど、さすがに疲れてる。
なんとか、ビッグサイトの横まで。
ビッグサイトの敷地に入りました!後は直線。ゴールに入るのみ。
ゴールがもう目の前…
東京マラソン ゴール
3時間42分でゴール!実質タイムでは自己ベスト更新。また感無量で涙目です。
やっぱり、東京マラソンはすごかった。これまで参加したフルマラソンの大会で一番です。コースは走りやすい、ギャラリーやボランティアの人もたくさんいるので盛り上がるし、給水所で用意されてるものも豊富だし、コースの風景もいい。お金もずいぶんかかってるというのが実感できる。普段はたくさんの車が走る道を一日だけランナーが自由に走れるのだから、贅沢です。石原都知事アリガトウ!って感じ。最近は変な発言も目立ちますが、石原さんが都知事でなかったら開催されることは無かったのでは?
ゴール後、まずフィニッシャーバスタオル、それから、完走メダルを受け取ります。
さらに、サロンパスとか、バナナ、みかんなども。
ビッグサイトのホール内で、預けた荷物を受け取る。たくさんのボランティアのおかげで、すべてがスムーズです。感謝。
この後は、ゆりかもめで「ららぽーと」まで戻って仲間とお昼ご飯。それにしてもお台場周辺ってマラソン関係なく人が多すぎて、びっくり。
後日記録証と完走者名簿が送られてきました。24658人中、3624位。思ったより順位は悪い。走りやすいコンディションだったので、みんな速かったってことでしょうかね。
ちなみに、こちらに芸能人の完走者のリストが載ってるのを見つけました。たらま島一周マラソン大会でボロ負けしたノッチに勝ってたことがささやかな喜びです。