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第33回大山登山マラソンを走ってきました。その感想など。


標高差650mをひたすら登る!大山登山マラソンを走ってきました。

第33回大山登山マラソンの情報

開催日:2018年03月11日(日)
開催地:神奈川県伊勢崎市
参加費:5,000円
定員:2000人(先着順)
天候:晴れ 気温6~15度ぐらい

第33回大山登山マラソンコース

大山登山マラソンとは

大山登山マラソンは、神奈川県伊勢原市の小田急伊勢原駅前からスタート、大山の山腹(標高680m)にある大山阿夫利神社下社まで、距離にして9kmで標高差650mをひたすら登る過酷なランニング大会。

そもそも大山(おおやま)とは

神奈川県の西のほうに広がる広大な山地丹沢。丹沢大山国定公園としてたくさんの山々からなる丹沢ですが、そのなかで表尾根の東端にあり登りやすく人気の山が大山。

標高は1252m。中腹に阿夫利神社下社大山寺があり、江戸時代から庶民の信仰の場所として人気だったそうです。

私も最近登山にはまっているので、登ってみたい山の一つでした。

 

大山登山マラソン受付

大会当日、小田急線で伊勢原駅到着。駅から徒歩5分ほどの場所にある伊勢原小学校が会場。


受付してゼッケンと参加賞をもらう。


参加賞はミズノ製オリジナルバッグ。この大会は毎年バッグが参加賞だそうです。というのは…

「大山登山マラソンでは荷物をどうすべきか」問題

なぜ参加賞がバッグなのかというと、スタートとゴールが別の大会なのにその間の荷物の搬送サービスが無いため。

「必要なものは自分で背負って運んでください…」という意味がこめられているのです。

汗でぬれた服は着替えたいし、標高差600mあるのでゴール地点はその分気温が低くなるので羽織るものも必要なはず。

ゴールまで持っていく必要のない荷物は会場の伊勢原小学校に15時ぐらいまでなら置いておくことが可能。寒さとか我慢できるのであれば、何も持たずに走って、下山してきてから着替えるということもできたわけです。実際そういうひとも多かった模様。

せっかくなので大山山頂まで登りたい

でも、私の場合、大会終了後そのまま下山せずに大山山頂まで行く気満々でした。せっかく中腹まで登ったのにそのまま下山してはもったいない。山頂まで行かなければ…

でも、山頂はまだ冬の世界。数日前に雪が降ったらしいし、山の天気予報でも気温0℃とか。だから山頂まで行くとなるとそれなりに防寒着が必要…。登山を舐めちゃいけないので、ドリンクとか補給食も必要…

さらに、登頂後のコマ参道の旅館でお風呂に使って、名物の豆腐料理で一杯飲んでゆっくりする気もあったので、伊勢原小学校に余分な荷物を置いておく事もできない…。

で、結局25ℓバックパックに持参した荷物や参加賞など、めいっぱいの荷物を詰め込んで走ることにしたのでありました。ずっしり重い。

大山登山マラソンスタート


時間が近づいてきて、伊勢原小学校からスタート場所の伊勢原駅前へぞろぞろと集団で移動。途中商店街を通る。商店街の人たちの声援を受けながら行進する。なんだかよその大会ではない光景であり面白い。


大きな鳥居(大山阿夫利神社 参道一の大鳥居)がある伊勢原駅前のロータリーを埋めつくす参加者。「女子+男子40代の部」は10時半スタートの予定が2分遅れて10時32分スタート。


スタートしてしばらくは市街地を通る。国道246号線(東京の渋谷あたりも通る246号線ですが、このあたりだと片側1車線のふつうの道でした)を横断、しばらくすると真正面に大山が見えてきました。


沿道の応援がありがたい。

でも、コースは進むにつれ傾斜がきつくなっていきます。登山マラソンなので登る一辺倒。下りはまったく無い。

私は荷物を背負っていることもあるし、ゴール後大山山頂まで登る体力を残しておくため、控えめの走行。

東名高速の下をくぐり、大山阿夫利神社参道二の大鳥居の横を過ぎ、新東名の建設現場などを通過しながら進んでいく。


大山阿夫利神社 参道三の大鳥居を通過。


スタートから6kmほど。「丹沢大山国定公園・ようこそ大山へ」の看板をくぐる。いよいよ観光スポット大山へ突入。


このあたりから傾斜が急に。ここまでは1kmあたり50mほど登る傾斜だったのが、1kmあたり100mほど登ることになる。


もともとは江戸時代の大山講の宿坊だった旅館や、大山名物の豆腐料理屋が並ぶ道を登っていく。私は帰りに豆腐でビールを飲むことだけを思い浮かべながら、急坂を登る。

こま参道


スタートからだいたい7.3km、大山のバスターミナルや観光案内所を過ぎたあたりで、「こま参道」へ突入。

「こま参道」は200mほどの距離の参道で階段が362段、踊り場は27。踊り場にはお土産物屋がずらりと並ぶ。

こんなお店のまん前を走るコースだったとはビックリ。

大山登山道(女坂)へ


こま参道を通過し、大山ケーブルカーの駅を過ぎて登山道へ。大山阿夫利神社へは2本の登山道があるのですが、女坂のほうを上る。石段は整備さえているけどもちろん傾斜はキツイ登りです。


信仰の山なので、地蔵様なども安置されてたりします。上の写真は「爪切り地蔵」。


ひっそりと森の中に存在するお寺大山寺の側を登る。境内の中までは見えず。江戸時代盛んだった大山講(大山参り)は大山阿夫利神社ではなく、こちらの大山寺のほうが目的だったそうです。

大山寺を過ぎると、階段は無くなり、道は狭く、急な山道になる。トレイルランの大会を走ってたっけ?と錯覚する。

大山登山マラソンゴール


山道を登り、男坂との分岐を過ぎたらゴールは目の前。


階段を登って大山阿夫利神社下社の境内でゴール。タイムは1時間11分ジャストのはず。完走証は15時までに伊勢原小学校まで戻らないといけなかったのですが、私は貰ってないので正式なタイムは知りません。

こういった登り一辺倒のコースってペース配分が難しいですね。私はけっこうセーブして走ってしまったので、もっと頑張れたのになー、と後悔。

他の方の感想などを参考にすると、フルマラソン3時間半ばぐらいで走る人は、この大会は1時間ジャストが目標タイムとなるようです。ちなみに優勝タイムは42分ぐらい。45分で走れれば年代別で入賞できる可能性が高い。


参加者でにぎわう大山阿夫利神社境内。おしるこや七草粥などのサービスがありましたのでお汁粉をいただきました。

ここの気温は6℃位だったはずですが、日差しが温かかったので特に寒さも感じず。


大山阿夫利神社拝殿では、完走後のランナーの行列が。


拝殿横の客殿前で表彰式をやってました。


標高680mの大山阿夫利神社下社からの眺め。伊勢原だけじゃなく、逗子・鎌倉方面まで見える。

他の参加者はここからケーブルカー、路線バスを乗り継いで(ゼッケンを見せると無料で乗車できる)スタート地点の伊勢原駅まで戻るのですが、私はここで着替えてから大山山頂へ登山。それからこま参道で大山豆腐でビールを飲んでから下山しました。

大山の裾からてっぺんまで登って、名物も食べて、大山を堪能。満足して帰ったのでした。

 

大山登山マラソンの感想

この大会はとてもいい。

コースは登り一辺倒でいいチャレンジになるし、舗装路、階段、山道とバラエティに富んでいる。こま参道のおみやげ物屋街を走るなんて他ではないでしょう。

帰りのケーブルカーや路線バスは混雑はしたみたいですが、特に大きな混乱は無かった様子。運営面でもしっかりしているように思われます。

伊勢原の商店街などでも、本大会に合わせて祭りを開催したりと、地元の人にも受け入れられている大会って感じ。

 

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